外壁塗装費用の支払いタイミング!着手金、分割、クレジット・・・注意が必要な支払い方法は

 

外壁塗装の支払いは、一般的に現金払い(銀行振り込みを含む)ですが、業者によってはローンやクレジットカード払いが出来る所もあります。工事費用は多額になるので色々な支払い方法で対応できるようにするというのが業者さん側として一つのポイントになってきますよね。

工事費用の支払い方法の環境の準備具合から業者さんの規模など事情が透けて見えますので参考にしてください。

工事費用(料金)の支払い方法

現金払いが基本的な支払方法ですが、業者によって以下の支払いパターンがあります。それぞれ工事を依頼する側と業者側の立場によって有利・不利な状況などもあったりしますのでしっかりと事前に知識をいれておきましょう。あなたの支払いしていける状況や都合にマッチしたところなら良いですが、そうできない場合は業者の選定を変更するなどの参考になります。

 

全額後払い

外壁塗装では一番多いのが全額後払いです。

完了後に支払いをするので、業者にお金を持ち逃げされるなどがなく安心です。また工事の出来具合なども確認してからの支払いになる点もメリットになります。

 

施工前に半分、施工後に半分払い

二番目に多いパターンです。

業者としては施工前に料金を半分もらう事で、材料費にあてることが出来たり突然のキャンセルや工期をずらしたりお客様都合による不安定さを防ぐためにこのようなケースで対応する狙いがあります。

 

全額前払い

この場合は要注意です!!

通常のケース、一般的な業者さんであれば全額前払いというのは、ほとんどありません。

持ち逃げされてしまうリスクがゼロではないので、全額前払いで支払を要求された場合は悪徳業者の可能性があるので気を付けて下さい。

工事未完了状態で持ち逃げされないまでも、資金繰りが厳しい業者の可能性が高いので危険度は増します。

例えば、塗料などの材料費は通常は材料屋さんと言われる仲卸業者さんから買い付けで業者同士なので信用取引で行われ、材料屋さん側に注文のあった材料費分をまとめてその月に締めて翌月に塗装業者さんに支払ってもらうという流れになるのですが過去に支払を滞納していたりする塗装業者には現金前払いで支払わないと材料を卸さないというケースがあります。

そういうことからも資金繰りが厳しい業者という味方ができます。

 

リフォームローン

まとまった現金を払わなくても、毎月数万円の支払いで済むのがリフォームローンです。

リフォームローンで支払う場合は、お客さん自身で銀行やクレジットカード会社などとローン契約する方法と、業者が提携しているローン会社で契約する方法があります。

現在、お住まいの住宅をローンで購入された方は同じ金融機関で追加のリフォームローンを組めるかの相談をしてみることで金融機関やタイミングによっては金利優遇制度が適用になる場合もあります。

ただ業者側で提携しているクレジットカード会社のリフォームローンの金利が低い場合もあるので、そのあたりはしっかりと比較検討しましょう。

クレジットカード会社のリフォームローンは4%前後で設定されている場合もあるので魅力的ではありますよね。

外壁塗装の場合は100万円前後の代金になることが多いので、短期間の返済なら銀行のローンよりも金利が安くなる場合があります。また、ローンの審査にかかる時間も短く、書類の手続きなども簡単です。

 

※ここポイントかも知れません!

審査から融資実行までの期間が長いと支払い、契約が遅れるので自分が望む時期の外壁塗装工事ができなくなります。通常の経年劣化で塗り直しというのなら多少遅れても良いですが、壁の一部に深い亀裂が入ってして雨などの浸水が予想されるようなタイミングだと急がないといけないですよね。

工事資金の準備はとても重要になりますので、塗装工事を検討する際は・・・

・どこの業者に頼もうか?

・外壁の色は何色にしようか?

このようなことを考えるタイミングと同時に資金のことはしっかりと考えておきましょう。

 

公的融資と民間融資の2種類に分類されます

 

ローン会社は大きく分けると2種類に分けられます。各々メリット・デメリットはありますが、ご自身に合った方を選択できるならベターですね。

 

公的融資

住宅金融支援機構や財形住宅融資、自治体住宅融資など公的な金融機関が取り扱うもので、特徴は、低金利、長期融資、融資条件が細かい、必要金額の8割まで借りられるというのが一般的です。2割程度の工事費用の蓄えがある場合は良いですね。

 

民間融資

都市銀行や地方銀行、信託銀行、信用金庫などの民間機関が取り扱うもので、特徴としては、金利が少し高い、条件が緩い、各社の定める限度額の範囲であれば制限はないという点になります。

また、ローンには有担保ローンと無担保ローンの2種類あり、「有担保ローン」は担保を必要とするローンで低金利で高額の融資を受けることが可能だが、手続きが複雑で保証料や手数料などの費用が発生しますので外壁塗装のようなリフォームにはあまりお勧めできません。

 

そして「無担保ローン」は担保を必要としないローンでクレジットカード会社のリフォームローンがこれにあたります。比較的気軽に利用でき、手続きが簡単なので、外壁塗装のローンに向いています。

 

クレジットカード払い

対応できる業者は多くはありませんが、クレジットカードでの支払いに対応している業者もいます。

外壁塗装は100万円前後の支払いになることが多いので、クレジットカード払いが出来るとポイントが付くためお得に感じるかもしれません。そういう場合は一括支払い又は2回払いまでに抑えないと金利が発生してしまい業者が用意しているリフォームローンより不利になるケースもあるのでしっかりと比較したいところですね。

 

また、クレジットカードで支払う場合は注意が必要の点もあります。

一概には言えませんが、業者独自のキャンペーンや割引の場合にはクレジットカード払いが出来ない事があります。(現金の支払いのみキャンペーン対応)

クレジットカードを使用すると、業者はクレジットカード会社に総額の3~5%のクレジット決済手数料を支払わなくてはならないという事情もありますので、クレジット支払をしたいと契約前に伝えてしまうとこっそりその分の費用を見積もりの中に上乗せされるケースもゼロではありません。

 

それでも、クレジットカード決済を用意できている時点で、それなりの信用もあると判断できますので業者さん自体に安心感を抱けるのはメリットかも知れません。

 

 

いつか来る、外壁塗装に備えて、毎月計画的に貯蓄して備えるのが良いですが、難しい場合にはローンを上手に使い対応していく必要がありますので金利条件など確認してなるべく有利な条件で支払いができるように工夫していきましょう。

 

 

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました