現場仕事を辞めたい理由の代表例から具体的な辞め方や現実的な問題と対策

現場仕事の会社に就職してから色々と不安になり正直、現場仕事を辞めたいと考えている人は実は結構多かったりします。辞めたい理由の代表例から実際に辞めようとするときに起こる現実的問題や対策法など紹介してきますね。

 

現場仕事を辞めたい理由の代表例

 

現場仕事を辞めたいと考える理由や原因って、置かれた環境によって人それぞれで変わったりしますが実際に多くある代表例みたいなものを紹介します。この業界で何年も働いてるとよくあることですのでリアルな情報からと転職関連の人材派遣業の人に実際に聞いてる話なので参考にしてください。

 

休みがない労働時間が長い

多くの会社では基本的に月曜日から土曜日まで週6日の勤務になっていて、8時から17時までの現場作業のために朝早くからの出発や帰社までの移動時間も長く相当な拘束時間になってしまいます。

帰社してからも書類作成やメール対応に加え、翌日の段取りなどやること一杯で毎日帰宅は遅くなるのが当たり前の日々になり疲れは溜まる一方で取り切れないという生活になりやすいですよね。

子どもの行事で土曜日も参加しずらい、子どもの習い事の送り迎えや保育園や学童保育のお迎えもできない。平日のあらゆる用事は対応できない。すべて奥様か祖父母にお願いするしかない。こういう点でも辞めたくなる原因になってきますね。

職人が怖い・怒鳴られる

見習いや新人は仕事がわからない時期のために手元作業を中心になってきます。そこでベテラン職人から意思の疎通がうまくいかずにイライラされて怒鳴られたりする場面も多いんですよね。もちろん職人さんの人柄によるんですが、業界的に多いという印象ですね。

 

昔の笑い話になるのですが、10代のころ現場で親方に「おいっ! ネコもってこい!急げ!」と言われて「えっ 猫? 現場にいるの?」って思いながら一生懸命探すのですが、見つからず、その時一緒に働いてた同級生に親方を待たせて怒られるから一緒に猫探してくれって頼み、一緒に探しましたが見つからず結局何時間も経ってしまい親方に見つかりすごく怒られました。

ネコって一輪車のことで、そんな業界用語なんて知らなかったので、純粋になんで猫が仕事で必要なんだ?と悩みながらも一生懸命探した挙げ句、怒られるという・・・。

今は笑い話で良い経験と感じます。

人自体は良いのですが、どうしても言葉遣いが荒い人も多いので怖くなり辞めたくなる人も多いのかもしれませんね。

賃金が低い

会社によりますが、月給制ではなく日当と呼ばれる1日働くと1万2千円とかになる仕組みだとやっぱり厳しいですね。現場仕事って雨が降るとできなくなって休みになる業種もたくさんあります。親方クラスになると営業や他の仕事もたくさんあるので雨の日を活用できますが、ただの作業員だと仕事ないから休んでいいよ。なんて言われ梅雨時期や台風シーズンなど1ヶ月で10万円も稼げないことも起こったりして大変になります。

あとは月給制であっても、なかなか昇給はなく、しかも賞与もでないのは当たり前という業界なので月給が人並みに30万とか40万とかもらっても年収でみるとたいしてもらえないという現実があります。10代20代中盤くらいまでは結構もらってる部類になりますが、それ以降はどんどん他の職業の人に抜かれていく感じはありますね。

そういう意味からも30歳くらいから悩む人も多く出てきます。

ストレス度が高い

とにかくまず、危険な作業が多いので常に緊張感もあり自然とストレスはかかってきます。それに加え業種によりますが近隣クレームや監督や官庁の指導や検査など細かい部分で配慮が必要なことも多く気を使い続けます。さらに唯一の日曜日でも常に先のことや段取りを考えていないといけなかったり日中、夜間かまわずお客さんや取引先からの電話での問い合わせなどあり休んでる感じがしないでストレスがたまり辞めたく感じることもシバシバ起こってきますね。

具体的な辞め方や現実的な問題と対策は

本音はすぐにでも辞めたいのに、色々考えて本当に辞めるかどうか悩み続けるのは苦しいし、ある意味もったいない時間になってしまいます。正直、そこそこ仕事ができるようになり1人で現場を任されるとか会社で唯一の資格保持者とかになってると辞めづらいし、そうかんたんには辞めさせてくれないかもしれません。

そこでよくある比較的、会社側も引き止めづらいテッパンの言い訳など使い辞める準備を進める方法をご紹介します。

辞める準備

まずは、急に辞めるのは実際難しいし、それにお世話になっている会社にも大きな迷惑になってしまいますので準備期間のような前フリ期間も使っていく方法がベターです。

周りの同僚や話しやすい先輩、会社内でも力があるキーマンと話せるタイミングでジャブのように遠回しに伝えていくという方法をとります。そうやってまずは外堀を固めていきましょう。

 

比較的使える(使われる)辞める理由

・海外留学の予定がある

これは20代前半の人が使える理由の1つです。あらかじめ留学したいという話をちょいちょいしながらタイミングを見て旅行会社の留学説明会に参加したという既成事実をつくったりして徐々に本気で考えてるように見せかけていきます。

もちろん実際は行かなくてもOKでしょうし、海外にいくなら辞めるのも仕方ないかという状況をつくれるように進めていくイメージです。

 

・田舎に帰る

これもテッパンですね。地方から出てきて働いていたり、地元と違う都道府県で働いてるなら使いやすい理由の1つです。親の会社を手伝わないといけないとか親と仕事を一緒にやらないといけないとか言えば、そこそこ辞める理由として受け入れられやすい方法ですね。これも徐々に匂わせながら進めます。

 

・親の介護

これは、かなり使える理由になってきます。当然親の年齢とか関わるのでそこそこ上の年齢になってからの人しか使えませんが、親の面倒をみないといけない系は辞める理由として受け入れられやすいですね。

 

それでも無理なら

辞めたくても会社側に止められてしまい、なかなか辞めることができない場合があると思います。

 

例えば、田舎に帰るとか海外留学、親の介護を理由にしようとしても地元や地元近くで働いてるとなるとすぐにバレるし調べられたりもしますので厳しいですよね。そういう場合で、それでも何としても辞めたいなら思い切って引っ越しをしちゃうとかになりますね。引越し先を確保してから退職代行を利用して強引に辞めちゃうとか。

ただこういう方法だと地元に帰るのが大変になるのでケースバイケースですね。

 

まとめ

現場仕事を辞めたい理由の代表例から具体的な辞め方や現実的な問題と対策など説明してきました。いろいろ考えて踏みとどまるも良しですし、本当に勇気をだして辞める方向にうごくのもありですよね。

人それぞれのストレスの感じ方や、辞めたくなる原因ってありますし、昔は忍耐とか努力する姿が美しいとされてきましたが、ストレスが大きいのに我慢し続けて体を壊しても会社が責任をとってくれることはありません。人からの見られ方やしがらみに縛られて生活してても幸せと感じれるかはわかりません。自分で判断してよりよい方向に進めるように頑張りましょう。

 

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