現場仕事に向いてる人、向いてない人 あなたはどっち?現場仕事のリアルを紹介

現場仕事のリアル

現場仕事にこれから働こうとしてる人、現在すでに働いてる人・・・。

どっちにしても現場仕事に向いてるのか、向いてないのかの悩みってつきないものです。現場仕事だからこそ味わう辛いことや楽しいことってあります。ただ、感じ方って人それぞれで一般的に辛いということでも人によっては楽しく心地よいものに感じることもありますし、その逆もしかりですよね。

実際に現場仕事の現役経験者の私が現場仕事のリアルを紹介しますので判断する参考にしてみてください。

 

暑い、寒いがダイレクト

これは基本中の基本!

外の現場仕事である以上、ダイレクトに感じざるをえません。

夏は気温が30度を超えてきて日照もガンガン浴びる中で仕事をします。しかも最悪に感じるのはそんな暑い中、ヘルメットを被り作業服は長袖長ズボンに反射チョッキ(ベスト)、さらに言うと安全靴という非常に過酷な格好で作業をしないといけない業種もあります。

安全面を考慮して一般的に定められた恰好なのですが、これが非常につらい。たしかに安全を優先というので頭部にはヘルメット、腕や脚も露出しないように足も重いものが落下するケースを考えてすべて保護しておき、万が一のことが起きても最低限で済むようにという目的だというのは理解できますが、個人的には、さすがに逆にやばいでしょ?って思います。

異常なほどの気温に多湿の環境で熱中症対策の観点からは完全に逆行する状況をつくって危ないと感じる現役作業員は多いはずですよ。

 

次に冬場などは逆に超絶寒いんだこれが。

冬は夏と違ってたくさん着込めばOKでしょ。と思いますが、たくさん着ても寒いものは寒い。特に手元ですかね。職人的には手元を器用に使うことで成り立つ仕事が多いのですが、それを軍手だけだと寒すぎて悲惨だったりします。乾燥で手荒れもひどくなるしね。

最近はそれでも機能性が高くて暖かいインナーとかもあるから良くはなってますが、高機能が故に今度は作業中に汗をかき、動きを止めると急激に冷え込み、寒さが増すという感じになるし、そもそも着込めば着込むほどそのぶん作業はしづらくなるというジレンマは起こります。

このあたりの現実は仕方ないと思って働くしかないのかな。

 

体力は必要

どんな職種の現場仕事をするかによるけど、相対的に現場仕事って体力は必要になると思っていたほうが良いですよね。

単純に力仕事のように重いものを運ぶとか、重いハンマーや工具や機材を用いて作業する仕事も体力は必要になります。長時間にわたり重いものを扱っていないと仕事にならないからね。

他にも、さっき書いた、「暑い、寒いがダイレクト」にも通じるけど熱中症にならないようにするにも寒さに耐えるにも基本的な基礎体力が絶対に必要になってくる。中には外の過酷な環境の中で作業はなくてもずっと立っている必要がある仕事もあって同様だね。

このあたりも、結局は慣れるしかないし耐えるしかないという印象ですよ。

 

車で移動が多くいつも一緒の状況

外の現場仕事の特徴で、これが感じ方の意見としては分かれるかな。

現場って駅前とは限らないし、作業道具や資材などの運搬もあるしで基本的には車で移動することになる。だいたいが経費削減の意味合いからも職人複数で一緒になって移動することになる。

もちろん下っ端は行き帰りの運転も率先して行うのが慣例だし、行きも帰りも密室でずっと一緒だから気を使っちゃうよね。最近はスマホいじってる人が多いからそこまで会話しないでも済むけど、年上の人でお話がすごく好きな人はとにかく会話をしてないと行けないという環境も覚悟だね。

個人的には、できるなら一人で移動して複数の人と一緒の時間をなくしたいけど、やっぱりそこは難しい。運転するのは別に良いけど興味もない話にずっとつきあわされたりするのは苦痛に感じるし、長時間同じ人を過ごすのも苦行に感じますね。

これは好き好きだから、楽しいと感じる人もいるかもしれないけど、これは現実としてあるよ。

 

朝早く、帰りが遅い

車の移動ということが原因にあるので仕方ないけど、現場の始業が8時からの現場は結構多くて、遅刻しないで到着するには朝の6時台に出発というのは結構多いよね。会社集合で出発のケースや自宅前で拾ってもらって合流していくというケース。これは会社の状況や作業員の状況とかでも変わるから全てではないけど基本的にこういう感じ。

お決まりはコンビニ寄って朝飯買って現場に向かう。毎日こういう流れだから前日のコンビニのゴミとかをまとめて捨てるみたいなことも。

 

そして現場が残業なく17時に終わったとして、みんなと一緒に片付けとかするとすぐに30分くらいたってしまったりもよくあって、そこから帰路に向かうと一般道も高速道路も渋滞とかしているからすごく時間がかかって会社につくのが19時とか20時とかよくあるケース。もちろん会社から現場までが近い場合もあるから一概には言えないけど、遠い現場と渋滞とかで時間が読めないから、夜の予定を入れるのは大変だし、ほぼ諦めるしかないかもね。

 

先輩に逆らえない

これは当然といえば当然だけど、現場仕事の職人の世界ではやっぱり経験が物を言うし、会社内でも暗黙の了解で年功序列や経験年数のヒエラルキーみたいなものは存在する。

基本的にこれは、多くの職業でもそうだけど、自分のほうが仕事ができるようになっても、そこは気を使いながら過ごしていくことになるね。この人間関係を円満にしておくほうが、行き帰りと現場の時間を考えるとだいたい12時間(半日)ちかくを同じ人達と生活してるような感じだからね。

まあ、このへんは社会人として考えれば、嫌な先輩がいないなら問題なくクリアーだと思うけどね。

 

まとめ

現場仕事のリアルについて説明してきました。どちらかというとネガティブな印象をもつような内容が多いように感じるかもしれませんが、実際にあることだし結局は自分がどう感じて、どう過ごしていくかで辛くなるし楽しくもなるというところですよね。

暑さ寒さで言えば、体力や抵抗力が人より強くなるしラッキーと思えればそれで良し。体力も徐々に付きたくましい体にもなれるし運転もたくさんできて上達するし年上の女とかいろいろなタイプの人と会話できることで対話力やコミュニケーション能力もつくし年功序列などとおして人間関係の構築が苦にならずいろいろな世界で生活できる能力がつくと考えればプラスになっていく。

実際にあることを正直に伝えたから、参考にしてみてね。

結局の所、現場に向いてる人、向いてない人というのは、現場仕事のリアルに対して好きか嫌いかもそうだし、受け止め方で変わるので、こういう人は向いている!というのは安易に決められないと思います。

ただ、そういう中でも、これだけ絶対に性格的にも耐えられないとかストレスが高く感じてしまうものがあれば、避けても良いし、とりあえずやってみて判断するのが一番正しい選択につながると個人的には思います。

 

 

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